南雲吉則先生の
(ゴボウ茶が普及することになった)
本を数年前に読んでいて、
(読み始めてすぐに眠くなって
しまうことも多かったのですが…)
まず理解できたことは、
「完全栄養を摂る」ということ
くらいでした。

肉や牛乳などの生き物の一部ではなくて、
野菜丸ごと、小魚丸ごと頂く、
というわけで、

大根なら、葉・皮ごと全部食べる、
イワシなら頭からしっぼ、骨まで
全部食べて、生き物の生命力ごと頂く
という発想です。

玄米食もそうです。
精製しないで、丸ごと食べる。

江戸時代には、白米を食べることが
一般的になりましたが、ビタミン不足で
「脚気」で亡くなる方が多かったとのこと。
(原因もわからず、大豆や麦を病人に
与えるという治療があったようですが、
それは検討外れではなかった)

南雲先生は、
「腹六分で」「一日1食」
「スポーツはしない→散歩でOK」
「早寝早起き」
ということを実践されていたようですが、
仕事内容・運動量の違いから、
それは私には全く無理でした。

ひとつ実行できたこと
→食べたらすぐ寝る!

南雲先生は、夕食後は眠くなるのが
当然の生理なので、食べてすぐ寝る
のはOKと書いています。

ただ、私の場合、
3交代夜勤をしている時は、
昼食べてすぐ仮眠する、
夜勤終わって、夜食食べたらすぐ寝る、
夕食食べたらすぐ寝る、
深夜帯の勤務が終わって、帰宅したら
腹一杯食って寝る、
ということの繰り返しと、
食べる量の多さから
「胃がん」という結果になってしまった。
(何度もブログに書いていますが…)

けど、南雲先生はとうに50歳を超えて、
最近も自分でゴボウの収穫などされていて
若々しい。


人生100年!
あと、50年も生きる、
なんて全くイメージつかない
のですが、
人間の遺伝子はマックス120歳まで
生きられるようになっているとのこと。

「がん細胞」の謎もそこに隠されている!

難しい話ですが、
細胞の染色体という部分の
両端は「テロメア」という結び目が
ついていて、それは細胞分裂を繰り返す
たびにすり減っていく。

「テロメア」がすり減るほど、老化がすすむ
というわけです。で、テロメアが縮むことを
どう防いでいけばよいか。

アメリカの研究では、
有酸素運動や瞑想、
野菜中心の食事やカウンセリングで
テロミアを伸ばすことができた!とのこと。

南雲先生によると、
「不摂生」がテロミアを短くしていると。

人間は「管」でできており、
(消化管、気管など)
不摂生で上皮が荒れて、痛み・熱・腫れが
生じ、粘膜は自分で修復しようとするが、
細胞分裂のたびにテロミアが短くなり、
寿命は縮んでゆく。

やがてテロミアが限界に達すると
「無限に分裂を繰り返す修復細胞」
として「がん」が現れるとのこと。

「がんは必要があって生まれてくる」
と、この本に書かれています。

「がん細胞もこの世に生まれてきたからには
生き延びようとして細胞分裂を繰り返す」
「がんは身体を救おうとして現れたのです」
と。

そして、
「むしろ、がんに感謝してください。
私を助けようと思って頑張っているんだね。
でももういいよ。私は生活習慣を改めたから。
ご苦労様、といってがんになったところを、
優しく撫でてください」
と。

「がんになった自らの行い、その行いを
起こさせた心を改めて、生活習慣を改善すれば
がんの勢いは治まり、あなたと共生することが
できるはずなのです」
と。

仏様のような心もちですね。
(この部分を前からよく読んで
爪を煎じて飲んでおけばよかったかな…)

これまでの思いが一新されるような
内容でした。

100年も先のことは考えられないけど、
私の細胞を一日一日生き生きとさせることは
できる!という気になりました。
PC100015
 ジャガイモ・ニンジンもちろん皮付きです。
(多少汚れた皮が残っていても全然気にしません)
 10分煮る+サッとオリーブオイルで炒める。
 野菜の甘味を味わえておいしい!


にほんブログ村

にほんブログ村

にほんブログ村
  ↑ 読んでくださった方は、ポチッとね。
胃がんブログランキングに反映されます。
今後ともよろしくお願いします。